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公爵とのワルツは秘密の匂い (ベルベット文庫)

公爵とのワルツは秘密の匂い (ベルベット文庫)
2017/06/22
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18

あらすじ

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2014年RWA(アメリカロマンス作家協会)の新人賞にあたるGolden Heart賞を受賞したデビュー作『公爵のキスはココアの香り』に続くシリーズ第2弾。 ティアは過保護に育ったせいで男性を前にするとひと言も話せず、社交界デビューはさんざんな失敗だった。 その後、母がティアを公爵と結婚させようとして策を弄し失敗したため、その醜聞をやりすごそうと、今はアイルランドの片田舎に住む叔母のもとに滞在中。 かつてイタリアの美術館で絵画に魅せられたティアは、叔母の家に隣接する邸宅に貴重な作品が埋もれていると知り、邸宅の持ち主ダルトン公爵に閲覧させてほしいと手紙を送るが、拒否されてしまう。 ふたたび結婚相手を探すべく母から英国にもどるよう命じられた彼女は、社交シーズンをもう一年だけ耐え抜き、そのあいだにダルトンから所蔵絵画の閲覧許可を得て、 その後は叔母のもとで絵画の研究三昧の一生を送ろうと決意してロンドンに戻る。 一方のダルトンは社交界の花形を演じているが、実は人知れず危険な活動をしている陰の人格があって、結婚はしない主義。 また、アイルランドの邸宅には、そのまま封じ込めておきたい過去があり、近づきたくない。 ティアが絵画を理由に自分に近づいて結婚にもちこもうとしていると決めつけ、彼女を遠ざけるために一計を案じるが……。 従順でおずおずした印象だったヒロインが、自分の生き方を模索するなかで、ある女流画家の絵と出会い、凛とした強さを持つ女性へと花開いていく。 一方、結婚はしない主義で、本心を押し隠しているヒーローも、彼女との出会いによって気持ちに変化が訪れ…。 キャラクターの成長や心の動きを細やかに描いた心温まる秀作ロマンス。 原題「IF I ONLY HAD A DUKE」 【著者について】 レノーラ・ベル(Lenora Bell) 米国アラスカ州の小さな町に生まれる。 ポートランド州立大学の文章創作課程で修士号を取得。英語の教師をしながら五大陸を移り住む。 2006年、ロマンス出版大手Avon社のファンクラブに入会。テッサ・デアやコートニー・ミランをはじめ新進ベストセラー作家たちと知り合い、意見を交換するように。 彼女らの強いすすめで書き上げた処女作が、2014年のRWA(アメリカロマンス作家協会)Golden Heart賞を受賞、プロ作家への道が開けた。 本書は、その受賞作に続く第二作。

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