米国大統領の命を狙う男。 冷酷な仮面の下に隠された驚くべき過去とは?! 英国貴族のFBI捜査官が伝説の暗殺者に挑む新FBIシリーズ第三弾! FBI捜査官ニコラスのもとにテロ組織〈COE〉が爆破を企てているとの情報が入るが、現場に向かった直後に爆発が起こり、情報提供者も亡くなった。 その炎を遠くから見るCOEのメンバー、バネッサは呆然とした。これまでCOEは、人を殺さないのをモットーとしてきたはずだった。 だが今回、組織が犠牲者を出すのをためらわなかったのは、最近加わったダリウスの入れ知恵に違いない。 バネッサは、次の凶行を防ぐため、組織のリーダー、マシューを誘惑して懐柔しようとするが…… 原題:The End Game ◆ 著者について キャサリン・コールター Catherine Coulter 1978年に作家としてデビュー。以来本格的な長編ヒストリカル・ロマンスを次々に発表し、人気作家となる。 『旅路』(二見文庫)から開始されたFBIシリーズは、新刊が出版されるたびにニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト上位にランキングされている。 現在は二匹の愛猫とともにカリフォルニアに在住。 J.T.エリソン J. T. Ellison 2007年に作家デビュー。刑事テイラー・ジャクソン・シリーズが2010年の国際スリラー作家協会(ITW)ベスト・ペーパーバック・オリジナル賞を受賞、2011年に発表したWhere All The Dead LieはRITA賞ベスト・ロマンティック・サスペンスにノミネートされる。 ◆ 好評既刊 ロマンティック・サスペンス 新FBIシリーズ 『 略奪 』 『 激情 』 ロマンティック・サスペンス FBI シリーズ 『 旅路 』 『 迷路 』『 袋小路 』 』『 土壇場 』『 死角 』 『 追憶 』 『 失踪 』『 幻影 』 』『 眩暈 』『 残響場 』 『 幻惑 』 『 閃光 』『 代償 』 ( いずれも二見文庫 ロマンス・コレクション )