みにくいあひるの子が、初めて知った恋のゆくえ。ロマンス界の重鎮がついに文庫版で登場。読み逃せない逸品！ 「ちびで、太っていて、どうしようもなくみっともない女の子」学生時代、親友の兄ニコスからそう言われたのを境に、レイチェルの人生は大きく変わった。6年後、彼女は美しく変身を遂げ、必ずやニコスを虜にすると誓って行動を開始した。彼の一族はギリシャでも指折りの資産家で、家長はニコスの兄、海運王のスタシオだ。ところが首尾良く彼らに近づいたレイチェルは、思いがけずスタシオに強く惹かれてしまう。初めての本物の恋に、彼女は戸惑った。ニコスへの復讐はどうするの？　それに、スタシオには美しい婚約者がいて……！ ■MIRA文庫初登場となるレベッカ・ウインターズ、ご存じない方のために少しご紹介させてください！　ハーレクインのシリーズロマンス、主にイマージュというシリーズを中心に、1990年の日本デビュー以来、精力的に作品を発表している彼女は、心を癒やす温かなロマンスをゴージャスな設定にのせて描き、新刊が出るたびトップセラーになる大人気作家です。本作『愛を見つけたギリシャ』は、2000年に『愛は復讐をこえて』という題でスーパーロマンスというシリーズから刊行された長編の初文庫化。さえない女性が素敵なギリシャ人大富豪と恋に落ちる、まさにシンデレラ・ストーリー！　ロマンスの醍醐味＋長編ならではのエピソードも加わり、重層的なストーリーをお楽しみいただけます。