作品情報
公爵を振り向かせるための11の誘惑 (ラズベリーブックス)
- 2011/10/08
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あらすじ
1823年、ロンドン。有力貴族ラルストン侯爵の異父妹として社交界にデビューしたジュリアーナだったが、イタリア人の商人の血をひく彼女を社交界は受け入れようとはしなかった。ある舞踏会の夜、酔った貴族から襲われたジュリアーナは、停まっていた馬車に逃げ込むが、その馬車は偶然にも彼女が社交界の象徴として嫌っている、ハンサムだが尊大な公爵、サイモンのものだった。はじめて出逢ったときにふたりは惹かれあったのだが、公爵家の体面や血筋を重んじるサイモンがジュリアーナの出自を知り、態度を変えて以来、険悪な仲になっていたのだ。相変わらず尊大な態度のサイモンから、条件の良さだけが目的の婚約をするつもりだと聞かされたジュリアーナは、情熱なしで生きられるはずがない、絶対にあなたを誘惑してみせると宣言してしまう。その日からジュリアーナはサイモンへの誘惑を始める。バルコニーで、朝のハイドパークで―。情熱の乙女とクールな公爵との恋の賭けの行方は。
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