Romance Hills

ヒストリカル部門結果発表

2014年度作品

1位のシェリー・トマスの作品は個性的な登場人物が多く、王道から外れたものが多かったのですが、この作品はロマンスの王道中の王道!読みやすく、ヒーローも魅力的。票が集中したのも頷けます。すばらしい作品です!

皆さまからのコメント
シェリー・トマス「愛を知った侯爵」
萌え設定が盛り沢山&「ハンカチ侯爵」が小学生男子みたいで可愛いw
エリザベス・エセックス「男装の令嬢は海風にのって」
この作品に出会えて本当に良かったです。ロマンス小説でよく見るなんちゃって海洋ものにはないリアルな操船・戦闘描写にびっくり。キャラクターとロマンスのバランスも素晴らしく、訳の良さもあってとても読み応えがありました。本格的な帆船小説(+ロマンス)としてタイトルを変更して男性も手にとれるようにしても良いのではないかと思ったほどです。いつかこの素晴らしいシリーズの続編を読めることを切に願っています。
2014年は、ハーレクインと扶桑社からカーラ・ケリーが出て♪うれしかったです。
「オックスフォードは恋の季節」
まだ男女差別がきつい時代に、学校へ行くことを夢見るヒロインは努力家です。

2015年度 上半期作品

1位のモライア・デンスリー「傷だらけの逃亡者」は圧倒的な支持をあつめて堂々1位でございます。ヒーローとヒロインのおかれた境遇など、厳しくとも前向きな作風で、これぞロマンスといった展開に人気が出たのでしょうか。おめでとうございます!

皆さまからのコメント
モライア・デンスリー「傷だらけの逃亡者」
とにかく気に入ってしまい、今回のロマンス大賞にも、この作品をぜひエントリーして頂きたく、初めて投票させて頂きました。文才無いので簡単にですが、とにかくヒーロー、ヒロイン含めかっこいいお話でした!ぜひ引き続きこの作者様のお話が読みたいです。
モライア・デンスリー「傷だらけの逃亡者」
お互い心の傷を抱えて、相手に踏み込めない、踏み込ませたくないのに、ぐいぐい惹かれあってしまう二人の引力が感じられてよかったです。